髪とヘアサイクル/発毛から脱毛に至るヘアサイクル [髪の性質とヘアケア]




(発毛から脱毛) に至るヘアサイクルについて


毛母細胞や内毛根鞘細胞が活性化し、発毛というプロセスを経て
生み出された髪というのは、昨日の記事でも触れましたが、
その時に生み出された髪が一生伸び続けて行くのではありません。



ちなみに、もう少し詳しく発毛に至るまでのプロセスを解説させて
頂きますと、毛母細胞の内部で発毛伝達物質であるBMPやエフリンと
いった生体分子が発毛シグナルを出し、そのシグナルを感知した
毛母細胞や内毛根鞘細胞が活性化することにより、発毛という形に
なります。



このような発毛という段階に至ってから脱毛という段階に至るまでの
「ヘアサイクル」又は「毛周期」の一連の流れは以下のようになります。



【成長期:5~6年】→【退行期:2~3週】→【休止期:2~3ヶ月】→【脱毛】→【成長期】



この過程を終えるまでには、健康的な頭皮環境等の条件が整っていれば、
およそ7年の歳月を要します(個体差、性別や年齢などにより若干異なります)。



簡単にまとめると、定期的に成長した毛髪というのは、
ある程度の期間を経ると自然に抜け落ち、再び生え変わっていくと
いうことになります。



したがってここまでの説明で、発毛から脱毛という一連のプロセスを
正常に繰り返していくためには、毛母細胞の正常な働き、
代謝が非常に大切になってくることがご理解して頂けたと思います。



この毛母細胞の正常な働き、代謝を優良な状態で保つためにも、
頭皮を傷めないヘアケアを心掛けるようにしなければならないのです。




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