頭皮の余分な皮脂について [髪の性質とヘアケア]
「頭皮の余分な皮脂」のことを前記事の「髪のトラブルを知り、
髪のトラブルを避ける」の終盤の方で簡単に触れさせて頂きました。
そこで、こちらでは「頭皮の皮脂」についてもう少し詳しく
見ていきたいと思います。
では、そもそも頭皮の皮脂の役割っていったい何?ということから
見ていきたいと思います。
人間の身体から分泌される皮脂の働きとして大切な役割の一つとして、
外部の刺激から身体を保護する膜の役割というのがあります。
その他にも、水分の蒸発を防ぎ潤いを保ったり、
肌と肌との摩擦によって起こされる損傷を防いだり、
さらには皮脂によって肌が弱酸性に保たれることで雑菌の繁殖を抑えて
くれるなどの働きをしてくれていたりします。
当然頭部に分泌される頭皮の皮脂も同様の働きを担っています。
ということからもご理解して頂けると思いますが、皮脂そのものは、
それが正常な形で役割を担ってくれてさえいてくれれば人間の身体に
とって非常に有用な働きをしてくれていることになります。
つまり、よく目の敵にされている感のある頭皮の皮脂も、
分泌量が必要以上に低下してしまうようなことになると、
乾燥のし過ぎにより頭皮はひび割れ、それに伴い髪は潤いを
なくしパサつきますし、そればかりか、雑菌が異常増殖したりする
などして皮膚炎やアレルギーを引き起こしたりする可能性が非常に
高くなってしまいます。
そうなんです、正常な範囲であれば頭皮の皮脂には不可欠な役割が
あるのです。
しかし、頭皮の皮脂に限らず何事においてもそうなのですが、
過剰になり過ぎるとやはり問題が生じてきます。
例えば古い角質層や汚れと混じり粘り気を持った脂が毛穴を
詰まらせる原因となり、やがて抜毛、薄毛といった髪の悩みという
深刻な問題を引き起こすようになります。
もちろん見た目に感じるギトギト感もエチケット的にどうかなと
周囲に感じさせるようになります。
タグ:頭皮の皮脂
2012-10-15 23:17
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